食洗機の洗剤の代用品/代わりになるものまとめ

食洗機の洗剤の代用品/代わりになるものまとめ

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食洗機に使える裏ワザを紹介

忙しい朝や夕食後、食洗機があると便利ですよね。私も毎日使っています。食洗機の洗剤買い忘れた…という時に使える代用品や食洗機どうやって掃除するの?と疑問に思っている方に裏ワザを紹介していきます。

目次

食洗機用洗剤の特徴は?

食洗機用洗剤は、手で洗わないのを前提で作られているため、強い洗浄力を持っています。

食洗機は高温(60〜80℃)で洗うので、食洗機用洗剤も高温で力を発揮するようにできています。

私が使っているものは、弱アルカリ性で、界面活性剤は2%。

普通の洗剤には含まれていない漂白成分と酵素の力で汚れをスッキリ落とします。

界面活性剤をあまり使っていないので、泡立ちにくい洗剤になっています。

台所用洗剤の特徴は?

人の手に優しいように作られています。

私の家で使っている台所用洗剤は、界面活性剤が33%含まれていました。

泡立ちやすく、ぬるま湯や水でも汚れを浮かしてとれるようにできています。

こちらも食洗機用洗剤と同じく弱アルカリ性ですが、漂白成分や酵素は全く含まれていません。

食洗機用洗剤に代用できないもの

台所用洗剤

台所用洗剤を食洗機用洗剤の代わりにしてはダメです!!

食洗機用の洗剤が無いからといって、台所用洗剤を食洗機に入れてしまったら大変。

食洗機は水をポンプから噴射します。泡立ちのよい普通の洗剤を使用すると泡が邪魔してポンプが正常に動かなくなる恐れが。このように食洗機内が泡だらけになって、異常を感知してストップする場合もあります。

食洗機用の洗剤が無くなるとつい台所用洗剤を入れてしまいそうですが、成分も性質も違うもの。

故障の原因になるので絶対に代用品にしないように注意して下さい。

重曹

重曹も食洗機用洗剤の代わりにしないで下さい。重曹は水には溶けないので、食洗機に入れて洗ってしまうと粉が溶け切らずに残ってしまい故障の原因に。

しかし、重曹は弱アルカリ性なので油汚れなどをごっそり落としてくれ、防臭効果もあります。したがって食洗機の掃除には向いています。水やお湯に溶かした重曹液で掃除するには役立ちます。

クエン酸

クエン酸も食洗機用洗剤には使えまん。クエン酸は酸性なので、食器に残った油汚れやタンパク質など酸性の汚れは落ちません。また、庫内を酸化させて錆びさせる恐れがあります。

下で述べているように、食洗機の掃除には向いています。水やお湯に溶かして、適量のクエン酸を使用しましょう。

身近な調味料で殺菌作用もある塩。もし代用できたら便利ですが注意して下さい。

洗浄力もなく、溶けきらなかった塩が庫内に残ります。故障の原因になるので絶対に食洗機用洗剤の代用品にしないで下さい。

高温で使えない洗剤

下の説明で、酸素系漂白剤は代用できると述べていますが、高温では効果が発揮しない酸素系漂白剤もあります。

例えば、シャボン玉石けんの酸素系漂白剤は30〜50℃のお湯に溶かすと効果的。高温だと急激な分解が進んで、効き目がありません。

高温でも使える洗剤を代用品にしましょう。

食洗機用洗剤の代用品

酸素系漂白剤

便利な酸素系漂白剤。衣類や食器、トイレやお風呂等、そして食洗器用の洗剤にも使える万能な洗剤です。

酸素系漂白剤は、「液体」と「粉末」の二種類あります。

ここで説明するのは粉末のことです。

粉末の主成分は過炭酸ナトリウム。弱アルカリ性なので、油汚れなど酸性の汚れに効きます。

漂白・除菌もしてくれます。洗濯だけではなく掃除にもOK。

液体の主成分は過酸化水素。弱酸性で主に洗濯に使われます。漂白力は弱いですが、洗濯洗剤と併用して使うと効果はアップ。

オキシクリーン

酸素系漂白剤(粉末)の代表オキシクリーン。

お湯(40〜60℃)で使用すると効果的ということで、食洗機にも使えます。

衣類のシミや冷蔵庫の汚れ、ガスコンロやぬいぐるみ、床や壁など家中の汚れをこれ一本できれいに!

成分は過炭酸ナトリウムと炭酸ナトリウムからできています。

過炭酸ナトリウムとは、水に溶けると過酸化水素と炭酸ナトリウムに分解され、粉末から液体になります。

粉末の状態では漂白に必要な酸素が出ませんが、液体に代わるとどんどん酸素が発生して漂白してくれます。

炭酸ナトリウムの別名は「炭酸ソーダ」。無機物なので河川や水中に住む生物への負担が少ない。入浴剤や食品添加物にも使われる成分なので人にも優しいです。

食洗機に洗剤を入れない

食洗機用洗剤もない、代用品もないとなれば何も入れなくてもいいのではないでしょうか。

食洗機に入れる前にまず食器を予洗いします。油汚れがひどい食器はそのまま手で洗いきれいにします。

そこまで油がついてない食器は食洗機に入れて、お湯のみで洗います。

牛や豚の油は40〜50℃のお湯で溶けるので、60〜80℃のお湯で洗浄・すすぎを行う食洗機なら洗剤を入れなくてもある程度の汚れは落としてくれます。

毎回洗剤を入れないのはよくないですが、応急処置でたまになら洗剤を入れなくても大丈夫。

食洗機の掃除方法は?

毎日でも使いたい食洗機。大切に長く使いたいですね。しかしついつい忘れてしまう面倒な掃除。

ここでは食洗機の掃除の仕方を紹介します。

残菜フィルターをきれいに

洗い終わって見てみると、野菜のクズやお米の粒などが残っていることがあります。

放っておくと悪臭の元になるので、小まめにフィルターを洗ったり残菜を取り除きましょう。

クエン酸で洗う

クエン酸とは、レモンや梅干しの酸っぱさの素。クエン酸は食洗機の掃除にぴったりです。

クエン酸にはバイ菌の繁殖を抑える抗菌効果があります。他にも食洗機に白っぽく浮いているカルキ成分や水あかを分解する働きもあります。もしクエン酸が無ければ、食酢でも代用できます。

洗剤投入口にクエン酸【大さじ4】を入れて、食器を入れずに標準コースで空洗いするときれいに。

カゴなどの外せる部品はクエン酸水を作り、スプレーでかけて歯ブラシでこすります。

しつこい汚れはクエン酸水でつけ置き洗いするとピカピカに。

庫内もクエン酸水を浸したスポンジでこするときれいになります。最後に庫内の水分を布で拭き取って終わります。

クエン酸水の作り方

  1. クエン酸【小さじ1/2】とお湯(42℃くらい)か水【100cc】を用意
  2. スプレーボトルに入れて、フタをしてよく振って混ぜる

水は痛みやすいので置いておくと腐ります。クエン酸も一緒に腐って雑菌が繁殖し、汚れを落とす効果が無くなるので、一度で使い切れる量だけ作りましょう。

セスキ炭酸ソーダ

セスキ炭酸ソーダは弱アルカリ性なので、酸性の油やタンパク質などの食洗機内のベタベタした汚れを落とすのに使えるでしょう。

残菜フィルターのゴミを取り除いた後、洗剤投入口に小さじ2を入れて標準コースで空洗いするときれいになります。

酸性とアルカリ性を混ぜないように

クエン酸にオキシクリーンやセスキ炭酸ソーダを混ぜ合わせて水を加えると、酸性とアルカリ性が混ざって中和反応が起こります。そして二酸化炭素の泡が発生し、お互いの洗浄効果を消してしまうので、それぞれ別々で使うように注意しましょう。

食洗機の洗剤の代用品まとめ

忙しい時には大助かりな食洗機。時短になり手荒れも防いでくれます。

専用の洗剤を使うのが一番ですが、ドラッグストアに行ったのに食洗機用洗剤買い忘れた!ということもありますよね。そんな時には応急処置として、お家に買っておいて便利なオキシクリーンが使えます。

オキシクリーンが無ければ、予洗いの後、お湯のみで食洗機に入れて洗うのもたまにはいいんじゃないでしょうか。

忘れがちな食洗機の掃除ですが、小まめにきれいにしておくと長持ちして気持ちよく使えます。

水あかやカルキなどアルカリ性の汚れにはクエン酸。油汚れなど酸性の汚れにはセスキ炭酸ソーダが効果的。

汚れの種類に合わせて洗剤を使い分けて賢く掃除しましょう。

食洗機の洗剤の代用品はあくまでも代用品

今回紹介した食洗機の洗剤の代用品はあくまでも代用品です。

なので完璧に食洗機の洗剤の役割を果たせるわけはありません。

簡単に手に入るので今日は代用でとどめておき、次回からすぐに使えるように今すぐ購入しておきましょう!




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