片栗粉の代用品/代わりにとろみを片栗粉以外でつけるもの

片栗粉の代用品/代わりにとろみを片栗粉以外でつけるもの

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みなさんは料理をしていて「片栗粉がない」と切らしていることに気づき困ったことはありませんか?
そんな時に家にあるもので代用出来れば買いに走らずに済みますよね。一概に片栗粉と言っても唐揚げなど食材の表面にまぶして衣として使用したり、餡かけなどのとろみをつける時や、食材の繋ぎなどさまざまな料理に使用します。

そんな用途別に代用の仕方をまとめてみましたのでぜひ参考にして下さい。

目次

片栗粉とは?

片栗粉とは、現在は馬鈴薯(じゃがいも)からでんぷん質を摂取し作られたものです。もともとは、カタクリというユリ科の植物の茎から作っていた為「片栗粉」と呼ばれるようになりました。
自生しているカタクリの減少や北海道で大規模なじゃがいも栽培が始まり、原料はじゃがいもになりましたが、名前の「カタクリ」はそのままです。

片栗粉以外で衣の代用をする場合

そもそも片栗粉とは?ということがわかったところで、代用品についてまとめていきます。
揚げ物などで片栗粉を衣として使う料理はたくさんありますね。我が家の子供達は唐揚げが大好きです。
仕上がりの食感はそれぞれ異なりますが、おすすめの代用品はこちらになります。

小麦粉

小麦から作られています。小麦粉は薄力粉、強力粉と成分に含まれるたんぱく質の量で分類されています。
薄力粉や、強力粉、てんぷら粉などどの小麦粉も片栗粉の代わりに十分なりますのでお試しください。
片栗粉を使うとカリッと軽い食感に揚がるのが特徴ですが、小麦粉は、外はサクサクと中はジューシーな唐揚げに仕上げることができ、旨味を逃がさない効果もあり、冷めてもしっとりジューシーでお弁当のおかずにもおすすめです。
他の料理にも使う機会が多いと思うのでストックしておくと便利かと思います。
ただし、小麦アレルギーのある方はもちろんですが、小さなお子様に食べさせる際もアレルギーがあるかもしれませんのでご注意ください。

米粉

米粉は名前の通りお米から作られたもので、食材にまぶして揚げ物料理に使うことができます。
米粉はグルテンフリーで小麦アレルギーのある方も食べれるのでおすすめです。
米粉をまぶして揚げると、軽いサクサク食感でもたれにくくも感じますよ。
なので食べすぎに注意が必要なことがデメリットになります。
衣は片栗粉に比べ薄衣です。
また、粒子の細かいものを選んで調理するとよりサクッとした仕上がりになります。
米粉は水に入れると沈む性質があるため、揚げる直前にまぶした方がいいです。
ちょっとしたポイントで良い揚げあがりになりますので覚えておきたいですね。

それぞれ食感や仕上がりに違いがありますが、衣として片栗粉の代用は十分できます。

こちらのサイトで数種類の粉を使って実験してくださっています。調理の前に確認してもらうとより安心かと思いますので
参考にしてみてください。

片栗粉以外でとろみの代用をする場合

とろみをつけたい場合、粉類や野菜が活躍してくれますよ。
たくさんの種類がありますのでどれか常備してるのではないかと思います。ご参考にしてみてください。

コーンスターチ

コーンスターチはとうもろこしのでんぷん質で作られています。
片栗粉よりとろみはつきませんが、冷めてしまってもソースのような優しいとろみをつけることが可能です。
また冷やすと強いねばりを発揮します。
ただし、片栗粉でとろみをつけた時のような透明感はなく、白っぽい仕上がりの料理になります。
なので、冷たく色も気にならない、カスタードクリームなどのとろみを出すときにもおすすめです。

小麦粉

衣の代用でも登場しましたが、とろみづけにも小麦粉は代用できます。
小麦粉は水で溶いただけで使うよりもカレーのルーやホワイトソースを作る時のように最初に油分で火を通してまとめておくととろみをつけやすいです。
小麦粉の細かい分類の中の、「てんぷら粉」は、薄力粉や強力粉よりとろみはつきますが、1番白くなり、ダマが出来やすいというデメリットがあります。
小麦粉全体としては、さらっとした優しいとろみなので、野菜炒めの餡かけなどのレシピにおすすめです。

葛粉

葛粉はくずの根を粉状にし、でんぷん質を水にさらして沈殿させ日陰で乾燥させて作ります。
手間がかかっているため、葛粉は片栗粉に比べ高価です。
そんな葛粉もとろみづけに最適です。 なめらかな口当たりで、料理の仕上がりを上品にワンランクアップさせたいときにもってこいです

米粉

先程も登場しましたが、衣としても、とろみづけにも米粉は代用できます。
色々なパターンで代用できますし、お菓子作りにも使えます。
なにより日本人に馴染みのあるお米が原料なので調理中、お米の炊ける時のいい香りがします。
しかしこちらも片栗粉のように透明感のある仕上がりではなく、白っぽい見た目の料理になります。
とろみもコーンスターチと似ていて弱いです。

ねばねば食材

キノコ類やオクラなど粘り気のある食材も料理によっては使用できます。
なめこはそのまま、しいたけはみじん切りにするととろみつけに使用できますし、えのきもみじん切りすると、少しとろみがでます。
出汁も出るので料理は選んでしまいますが、味付けの濃いものには利用できますのでお試しください。
野菜も一緒に取れるので栄養もアップして見た目もカラフルで一石二鳥ですね。

サイリウム

あまり聞き慣れない言葉ですが、片栗粉は糖質が高いので糖質オフの食事を心がけている方はあまり頻繁には使いづらいですよね。でも餡かけ料理を作る時に困ってしまいます。
そんな時におすすめなのが「サイリウム」です。
このサイリウムはオオバコという植物の種から作られている植物性の食物繊維のことです。
成分のほとんどがなんと糖質は100gあたり1.3gしか入っていません。これなら安心して餡かけ料理を楽しめます。
とろみの付け方にコツがいるのですが、餡かけにする場合、料理をフライパンや鍋の端に寄せ、水分を集めたところに少しずつサイリウムをいれ、すぐにかき混ぜていきます。
最初からドバっと入れてしまうとダマになりお餅のようになるので注意が必要です。
小さじ1杯ぐらいからいれてとろみ具合をみながら量を調節すると失敗しません。食物繊維が豊富なので満腹感も感じられダイエットにもおすすめです。
料理の仕上がりを考えると葛粉が一番いいと思いますが、ご家庭にあるものとしてはコーンスターチが一番気軽に使えておすすめです。
また少し番外編ではありますが、糖質オフダイエット中の方はサイリウムを使って美味しく満足感のある食事を楽しまれてみてくださいね。

片栗粉以外でつなぎの代用をする場合

つなぎにもさまざまな食材などが代用できるんです。
使用の際ワンポイントあるものや、少し変わった食材もあるのでお試し頂けたらと思います。

じゃがいも

片栗粉はもともと馬鈴薯のでんぷんなのでじゃがいもは代用できそうだと連想しやすいのではないでしょうか。
じゃがいももでんぷんがたっぷり含まれています。
しかし、じゃがいもにはでんぷん以外にもビタミンcやカリウム、食物繊維など他の成分もあり、でんぷんのみを抽出して作られている片栗粉とは少し違うんです。
ですので調理に使う際は、すりおろしたじゃがいもを少し水分が残るように絞って食材と混ぜればでんぷんと水分が合わさり、食材のつなぎに十分使えます。
絞りすぎてしまうと食材がまとまらないので気を付けてくださいね。
野菜の栄養も取れて、もちもちの食感の料理になりますよ。

たまご

たまごの熱で固まるという性質は、片栗粉のかわりに十分なります。
つなぎはもちろん、揚げ物の衣にも使えるオールマイティーな食材です。
卵とじでとろみもつけれるし、揚げ物の衣に使う場合は、コーンフレークやパン粉をつけてカリカリ食感を楽しめます。
また食材のつなぎとしてだけでなく、コクやまろやかさが加わり、ハンバーグなどの料理がふっくら美味しく仕上がるでしょう。
ただし、アレルゲン食材でもあるのでアレルギーの方はもちろんですが、小さなお子様が食べられる際は注意が必要です。

パン粉

ハンバーグなどにはパン粉をつなぎに使うのもおすすめです。使われる際はパン粉に少し牛乳などの水分を含ませて調理しましょう。その方がまとまりがアップします。
香りや味に癖がなく、旨味をしっかり閉じ込めて料理をジューシーに仕上げてくれますよ。
パン粉ではありませんが、お麩も同様の効果がありますのでお試しください。

オートミール

他にも代わりになる食材はないかと探してみると、オートミールを見つけました。

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しっかり食材のつなぎの役割を果たしてくれています。
片栗粉も小麦粉も使わない非常にヘルシーなメニューですし、グルテンフリーでもありますので、ダイエット中の方もアレルギーの方も満足に楽しんで頂けるメニューです。
他にも色々な片栗粉の代用としてのオートミールのレシピを試すと、食卓に変化もでますし、ダイエット効果で体型にもいい影響を与えてくれると思います。

家じゅう探したけど、”何もなーい”そんなときでも大丈夫です。
お水を食材に小さじ1杯からスタートして量の調節をしながら形成してみましょう。水分を足してあげることで、型崩れを防いでくれます。
ですが、水は調理すると加熱と同時に蒸発してしまい、料理の仕上がりは固めになってしまいます。
どうしても困った時の最終手段としていかがですか?

片栗粉がない時の代用品まとめ

今回はさまざまな片栗粉の代用品をご紹介しました。
米粉や野菜など他の料理にも使える粉類や食材がたくさんあったので、お家にどれかストックがあるのではないでしょうか?
アレルギーや糖質制限など、食べる人に合わせて調整するのもいいと思います。
身近なもので代用できますので、片栗粉がないとお困りのときはぜひ、ご家庭にないか探してみてください。




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