湯たんぽの代用品/代わりになるものは?カバーの代用品は?

湯たんぽの代用品/代わりになるものは?カバーの代用品は?

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冬の寒い時期は、布団も冷えていてなかなか寝付けない方もいると思います。そんな時におすすめするのが、湯たんぽです。今回は湯たんぽをお持ちでない方のために、湯たんぽの代用品やカバーの代用品についてご紹介します。

目次

湯たんぽの代わりになるもの

ペットボトルで湯たんぽの代用をする

まず、おすすめの代用品はペットボトルです。

https://twitter.com/sneaker_0329/status/1484170357099487239

ペットボトルのメリットは手軽に手に入れやすく、軽いので扱いやすいです。

また、交換も簡単にできるので衛生的ですし必要のないときは捨てることができます。

デメリットは熱湯を入れるとペットボトルが変形して火傷してしまう可能性があるので、対策として耐熱性のあるペットボトルを使用しましょう。

耐熱ペットボトルは、飲み口が白くなっています。また、オレンジ色のキャップも耐熱ペットボトルの目印になります。

湯たんぽの代用品に使用する際は飲み口が白色のものか、キャップがオレンジ色のペットボトルを選びましょう。

作り方

1.ペットボトルの中を洗い、お湯を沸かす
2.火傷に注意しながらペットボトルにお湯を注ぎしっかり蓋をする
3.ペットボトルカバーをして布団の中に入れる

耐熱ペットボトルでもお湯の温度は50℃~90℃を目安に入れて下さい

手順は簡単なので、火傷に注意して試してみて下さい。

缶で湯たんぽの代用をする

缶も手軽に手に入れられますし、温かさの持続がペットボトルよりも長いです。

缶のメリットは飲み口も広いのでお湯を注ぎやすく、熱伝導も良いのですぐに温まることができます。

デメリットは、容器が小さいので布団全体を温めるというよりは、部分的に温める感じになります。

缶もペットボトル同様、お湯を注ぐ際に火傷に気をつけましょう。

作り方

缶もペットボトルと手順は同じで簡単に試すことができます。

1.缶の中を洗い、お湯を沸かす
2.火傷に注意しながらお湯を注いでしっかりと蓋をする
3.タオル等でカバーをして布団の中に入れる

缶は熱伝導が良いので50~60℃を目安にお湯を入れて下さい

水枕で湯たんぽの代用をする

水枕のゴムは100℃くらいのお湯なら耐えられるので、湯たんぽの代わりとして使用できます。

使い方も簡単で、お湯を入れたら熱が逃げないようにタオルでくるんでから布団の中に入れましょう。

夏は水枕、冬は湯たんぽとして使用できるのでとてもエコな代用品ですね。

水枕を湯たんぽの代わりとして使う際は、口をしっかりと閉じて下さい

ジップロックで湯たんぽの代用をする

ジップロックなどの保存袋でも湯たんぽの代用として使用することができます。

ジップロックはお湯を使用するのではなく、温めたタオルを保存袋に入れて使用します。

熱湯を使用しないので火傷の心配もなく、小さいお子様にも安心して使えます。

しかし、タオルを温めたものなので冷えるのが早いです。

長時間かけてじっくりと温めたい方には向いていません。

作り方

1.ジップロックのサイズに合う厚手のタオルを用意する
2.水に浸したタオルをしっかりと絞りジップロックの中に入れる
3.空気を抜いた後、封をしてレンジで2分温める

加熱後は火傷に注意して取り出しましょう

厚手のタオルを使用することで保温性が上がります。厚手のタオルがない場合は薄手のタオルを何枚か重ねて試してみて下さい。

こんにゃくで湯たんぽ代用をする

カイロがなかった時代、昔の人はこんにゃくを使って温湿布を作っていたようです。

湯たんぽに比べると小さいですが、じんわりと冷えた部分を温めてくれるので即席で使いたい方におすすめです。

作り方

1.こんにゃくを鍋に入れて10分茹でる
2.温めたこんにゃくの水分を乾いたタオルで拭きとる
3.こんにゃくをジップロック入れてからタオルでくるんで使う

ジップロック(保存袋)を使わなかった場合、使用したこんにゃくは食べないで下さい

ジップロックに入れたこんにゃくは何度か使い回しできますので試してみて下さい。

小豆で湯たんぽの代用する

小豆は水分量を多く含んでいるので、加熱すると水分が温かい蒸気として出てくるので湯たんぽの代わりとして使用できます。

また、好きなサイズで作ることができるのでカイロやアイマスクとして使用することも可能です。大きめのサイズで作ると冬は湯たんぽになり、夏は冷蔵庫で冷やすと冷たい枕として使用することもできます。

作り方

1.綿100%か麻素材の袋に小豆を入れて口を閉じて縫います
2.レンジに袋を入れて様子を見ながら1~2分温める
3.温まったら布団に入れて使用する

小豆はスーパーなどで安く簡単に手に入れることができますし、繰り返し使用できるのでとてもエコな代用品でおすすめです。

他の豆類は焦げてしまう可能性があるので必ず小豆を使用しましょう

犬・猫などのペットで湯たんぽの代用をする

犬や猫などペットを飼っている方限定になりますが、湯たんぽの代用をしてくれます。

やけどの心配もないですし、自然の温かさでとても気持ちが良いです。

また、ペットは湯たんぽよりも柔らかいですし寝息を聞きながら眠りにつけるのでおすすめの方法です。

しかし、ペットは生き物なので、朝まで同じ布団で寝てくれるかはペットの気分次第になりますね。

子供で湯たんぽの代用をする

子供は体温が高いので一緒の布団に入れば湯たんぽ要らずです。

先に子供が寝ていたら、布団に入るときにはポカポカでとても気持ちが良い温かさになっています。

また、冷たい布団に入るときも子供にくっついて寝れば湯たんぽ代わりになります。

ただ、寝相の悪い子もいるので蹴られないように気をつけましょうね。

ハクキンカイロで湯たんぽの代用をする

ハクキンカイロとは、液体燃料で発熱するオイル式カイロのことです。

熱量は一般的なカイロの約13倍になります。本体は繰り返し使用できて長時間温かいのが魅力。50℃くらいの熱を維持してくれます。

「ベンジン」というハクキンカイロ専用の燃料を使用しますが、お持ちでない場合はホワイトガソリンやジッポオイルで代用している方もいます。ハクキンカイロは燃料が気化するときにガスとプラチナが接触して気化する仕組みになっているので、ポケットなどに入れていても安全に使用できます。また、「ベンジン」にはしみ抜き用とカイロ用があるので注意して選びましょう。

ハクキンカイロは、自宅の布団だけでなくキャンプ時の湯たんぽ代わりに使えます。

キャンプに湯たんぽを持って行くのは荷物になります。しかし、ハクキンカイロは小さくて持ち運びしやすいのでキャンプのときの湯たんぽ代わりにおすすめです。

使い方

1.ベンジン(専用の燃料)を用意する
2.火口を開けて注入用カップを取り付けて燃料を注ぐ
3.本体に対してカップを90度回して燃料をタンクに落とす
4.燃料タンクを逆さまにして余分な燃料を落とす
5.火口を10秒ほど炙って発熱させる
6.発熱を確認したらフリースカバーをかけて完成

燃料がこぼれた場合きれいに拭き取ってください

準備に手間がかかりますが、温かさも持続するので気になる方は試してみて下さい。

湯たんぽのカバーの代用品

湯たんぽが直接肌に触れると低温火傷する恐れがあるので湯たんぽカバーは欠かせません。

しかし、湯たんぽカバーをお持ちでない方もいらっしゃると思います。

そんな方に向けて湯たんぽカバーの代用品となるものをご紹介します。

①古着やセーターでカバーを代用する

代用方法も簡単で、着なくなった服を湯たんぽでくるんで袖を縛って留めるだけです。

長袖なら縫う必要もないのでおすすめです。

②靴下でカバーを代用する

湯たんぽのサイズにもよりますが、ペットボトルや缶なら靴下で代用することができます。

もこもこの厚手の靴下なら火傷の可能性を防いでくれるので尚良いですね。

③タオルでカバーの代用をする

使わなくなったタオルやお気に入りの柄のタオルでカバーの代用をすることができます。

湯たんぽのサイズに合わせてタオルを袋状に縫えば完成です。

『要注意』低温やけどを防ぐための対策方法

低温やけどとは?

湯たんぽを使用する際の注意点は、低温やけどをする恐れがあることです。

低温やけどとは、心地が良い温かさに長時間皮膚が接することにより起きるやけどです。

熱さや痛みに気づかないまま、皮膚の深いところまでやけどのダメージが残るので皮膚に異変を感じたらすぐに病院を受診しましょう。

低温やけどを防ぐための対策方法は?

確実に防ぐ方法は、就寝前に布団の中に湯たんぽを入れてじっくりと温めておき、就寝時に布団から湯たんぽを取り出すことです。これは確実に低温やけどを防げますが、事前に温めておく時間がない場合には向いていません。

そんな時は、湯たんぽカバーの上からさらに厚手のタオルなどでしっかりと包むようにしましょう。

この方法は低温やけどの可能性を防いでくれるのでおすすめです。

まとめ

湯たんぽが自宅になくても、身近にあるもので簡単に代用することができます。

・『ペットボトル・缶・こんにゃく・小豆・猫・ハクキンカイロ』が湯たんぽの代用におすすめ
・缶のお湯の温度は50℃から60℃を目安にする
・ペットボトルのお湯の温度は50℃から90℃を目安にする
・ペットボトルは耐熱性のあるものを使う
・水枕の口はしっかりと閉める
・ハクキンカイロの燃料は専用のものを使う
・小豆は他の豆類を使わない
・小豆やハクキンカイロは繰り返し使えるので経済面でも嬉しい
・湯たんぽカバーは必ずつけて低温やけどを防ぐ
・『古着・靴下・タオル』が湯たんぽカバーの代用におすすめ

代用品は簡単に用意できるものが多いのでオリジナルの湯たんぽを作って寒い季節を乗り越えましょう。




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